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コラム 毎週木曜21時更新

2017年10月2日  『28年前日記』その20:宴会地 サンフランシスコ (1989年10月2日)



「11番」が来たので思わずシャッターを切った

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

※1 トメさんは渋いのどを効かせて演歌を歌い
これ以来、吉幾三の『酒よ』や『雪國』を聞くとトメさんを思い出す。
※2 僕は加藤さんらと肩を組んで『想い出の渚』や『俺ら東京さ行ぐだ』を熱唱する
ステージで歌っている加藤さんに「長戸君、おいでよ!」と呼ばれて肩を組んで青春歌謡喫茶のように歌った。でもここでもハプニングがあり、入力の設定ミスで『思い出の渚』が連続3回かかるという異常事態が発生。僕らは肩を組んだまま同じ曲を3回歌ったのだった。
一生分の『思い出の渚』を歌ったので、僕はあれからこの曲を歌っていない(笑)
※3 カラオケは僕は大嫌いで日本では絶対に行かないのに
今はもうカラオケは行くわ、映画も見るわ、トマトも食うわで僕も立派なオトナになりました。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

サンフランシスコでのカラオケと、その後のバーでの会話は、このツアーで最も楽しい時間の1つだった。

ニューヨークの2問目の「刹那」でワザと間違えたという話をしたらトメさんがいたく感心してくれていたのが印象的だったなー。
また、優勝賞品に対する感想を聞かれた時に筒井康隆の『生きている脳』の話をしたんだけど、その時には、「お前の話はいつも本当に面白いなあ。」と言ってくれた。

うん、嬉しかったことって次々に思い出すよねー(笑)

翌日のLAXで登場するノートだけど、あれにはもう1つ話がある。
クイズをやっている側の人にはひょっとしたら有名かも、なんだけど、僕は19歳の時からクイズプレーヤーのサインを集めている。
今はもう鬼籍に入られた方もおられるが僕が中高生の頃に活躍されていた方を中心に、最近は収録で一緒になった若手まで、実に数百人のメッセージがある。
原則的に知り合ってすぐにお願いをしている。なぜならその方がよそよそしくて後で見て一緒に笑えるからだ。
ウルトラツアーのグアムで書いてもらった中には永田さんのように2回目のサインを書いたという人もいるが、それをカウントしないとして、このサイン帳に2度メッセージをくれた人は過去に2人しかいない。

1人はあの秋利のアホだ。「書くな」と言ってるのに「再び登場だー」と書いたのである。
そしてもう1人こそが、このトメさんなのだ。

「人生、かわったか?」
最初のサインはこの短いフレーズだったのだけど、2回目のサインでは長いメッセージをいただいた。
今回それを特別に紹介しようと思う。
ってトメさん、勝手に載せてごめんなさい。

過去、最高に強く、元気な魅力的なチャンピオンだったね。

これを君の人生にプラスになるようにしてください。

おめでとう。

マルタに感謝しなさいよ。

1989.10.1 サンフランシスコにて

福留


おまけ

これが当時実際に持っていたマルタの写真。これではわかりにくいが、グアムの泥に一度まみれているので全体が茶色っぽくなっている。




コメント(2)

“『28年前日記』その20:宴会地 サンフランシスコ (1989年10月2日)” への2件のフィードバック

  1. Sakurako より:

    28年前日記、1ヶ月と少しありがとうございました。
    更新されるのが楽しみでしたので、今は寂しいです。
    長戸さんが仰ってたあなた一人で読んでいるのではない、確かに当時何回もウルトラクイズのビデオを繰返し見ていたマセた小学生の私も一緒に読んでいる気持ちでした(笑)あの頃の私もこの日記は嬉しいですし、日記を読みながら笑ったり泣いたり、こうして28年後に読むことが出来るなんて信じられない気持ちでいます。
    ありがとうございました。

    • Nagato より:

      メッセージありがとうございます。

      そう、「あのときの僕と二人で読む」という状態なんだよね。
      28年前の瞬間だけでなく、この28年間の時間も同時に思い出させてくれるのが不思議なところ。
      みなさんそれぞれに「歴史」があるわけです。

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