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コラム 毎週木曜21時更新

2017年9月7日  『28年前日記』その6:第4チェックポイント ゴールドコースト (1989年9月7日)

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図工の時間に彫刻でオーストラリア大陸を彫ったぐらい、小学生当時は憧れていた。

なので『第13回』の本編では、行ってもいないのにエアーズロックが象徴的に映し出されている。スタッフはあの絵が余程欲しかったんだろうなあ、と思う。

縦に細長いチリの最北端の町。

チリ中南部の都市。漁港で魚料理は美味いが、名物とされる煮込み料理が糞まずい。

僕らはイタズラであの服を買ったのだけど、なんか放送を見ると、まるでスタッフサイドから支給された感が出ていて非常に悔しい思いをしたのを憶えている(笑) しかもクイズ中はその形式上、全部脱ぐ、だったから悔しさ倍増だった。

どんだけ失礼やねん(笑)

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むちゃくちゃ健全やん(笑)

これがスタッフに怒られた。本放送でも映っているが、僕らはダラダラ歩いていたのである。トメさんもコメントで僕らをチクっと刺していた。しかしその気持ちもわかるけど、こっちはこっちでこればっかりは画面映えよりも抜ける方に本気を傾けたいから、ダラダラするのも仕方なかった。
しかしながら第13回のツアーでスタッフに怒られたのは、これが最初で最後となった。僕らの姿勢が伝わったのか、これ以降、何をやっても怒られることは最後まで一切なかった。

レイを渡してくれる、チェックポイントの地元の女の子。しかし「ギャル」て。今じゃ死語。

本番中です(笑)

だから本番中だっての。

これ本当。お返しのキスを彼女の頬にしたあと、ヘンに見つめ合ってしまい、彼女は首を傾けながら目をゆっくり閉じ始めた。惜しかったー。第13回で心残りがあるとするならここだけだなー。

本番中ですから。

と『創造力』では書いたが、これはスタッフサイドが正解だった。僕は見落としていたんだけど実は機内ペーパーのタラップを降りた後の最初のレイギャルにすでに僕はハグをしているのだった。いやー、無意識無意識。

勝った直後の砂浜で恒川は倒れて痙攣をする。彼は限界ギリギリだったのだ。最後の問題を答えるためのライフセーバーでは恒川は志津姉を乗せたボートの前部を引っ張っていたのだけど、途中で力尽きて水に沈んだ。しかしボートが彼の上を通過する時、恒川はずっと水面の方を向いていたのだ。つまり僕らから見たら水の中でこっちを向いている土左衛門の上をボートがスーッと進むように見えたわけ。この一瞬の出来事がとても滑稽で、砂浜での痙攣のマネとともにずっと恒川ネタとなっていた。
ってよくよく考えたらひどい話だなー(笑)

秋利がトシノリの先輩であるように、僕は恒川の先輩なので僕がずっと彼のそばにいたのだ。
と、ここで少しは好感度を上げておこうと思う。(ジャック・バウワー風に)

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これはどうやらエアーズロックで使うものだったらしい。気球に乗ってクイズをやるとかやらないとかスタッフから聞いたことがある。

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僕らはこのゴールドコーストでクラブを結成したわけだが、こんな早い段階で本当の「仲間」となっていた。
僕が毎日つけていた本物の日記があるが、その9月6日(ゴールドコーストに到着した日)にはこう記している。

多分明日はクイズだ。あんなにクイズが好きだったのに、今とてもやりたくない。もちろん自分が落ちるかも知れないからというのもあるが、それ以上にこの新しい仲間と別れたくない、そんな気持ちの方が大だからである。

ボルチモアで秋利が「こんなに楽しい日はない」と表現した、それと同じ線上にあるものだ。
ウルトラクイズでは確実に仲間と出会える。出会えるからこそ別れもある。仲間にならなかったら叩き落すことも造作もないことなのだが、仲間ゆえに生まれてしまうちょっとした心模様が勝負の綾を生んでしまう。
ウルトラクイズは単にクイズができるだけでは絶対に勝てないものなのだ。他の要素、とりわけ精神的なタフさは必要不可欠なのである。

というわけで、モーリー篇は9日の夜に。


ゴールドコーストでボートを操縦する及川。
ファン向けのサービスショットです!(って違うか)

その1:国外第一次予選 南米→日本 (1989年7月29日~8月6日)
その2:国内第三次予選 成田空港 (1989年9月2日)
その3:第1チェックポイント 成田→グアム (1989年9月2日)
その4:第2チェックポイント グアム(1989年9月3日)
その5:第3チェックポイント グアム(の夜)(1989年9月3日)
その6:第4チェックポイント ゴールドコースト (1989年9月7日)
その7:第5チェックポイント モーリー (1989年9月9日)
その8 :第6チェックポイント ブルーマウンテン (1989年9月12日)




コメント(2)

“『28年前日記』その6:第4チェックポイント ゴールドコースト (1989年9月7日)” への2件のフィードバック

  1. あきとし より:

    Ramada Clubって、会長が志津姉で、副会長がオレなんや。全然知らんかった。
    志津姉には言っとくよ。会合開こうって。

    • Nagato より:

      いやオレも知らんかったけど、そう書いてあったから間違いないんやと思うで。
      久しぶりに会合でも開こうか。オレも乗るで。

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